全米の直営店、iPhone下取りキャンペーンを開始
(CNN) 米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の新機種発表が確実視されるなか、同社は8月30日から全米の直営店で従来モデルの下取りキャンペーンを開始した。
アップルはこれを環境に配慮した再利用キャンペーンと位置付ける。米紙ウォールストリート・ジャーナルやアップル情報サイト「9to5 Mac」によると、手持ちのiPhoneを店舗に持ち込めば、新たなiPhoneを契約付きで購入する場合に限り最大280ドル(約2万7400円)の割引が受けられる。キャンペーンは携帯電話機流通業者のブライトスターを通して実施する。
アップルはすでに別の業者を通し、インターネット上で再利用キャンペーンを実施中。こちらは古いiPhoneなどと引き換えに、さまざまなアップル製品に使えるギフト券が贈られる。新品同様のiPhone5なら最大で406ドル分のギフト券と交換できる。
米国内ではAT&Tやベライゾンなどの携帯電話会社やガゼル、ネクストワークなどの中古携帯電話販売業者でもiPhoneを買い取っている。いずれの場合も水没履歴や故障、傷の有無などに応じて相場が決まる。ネットオークションのイーベイや個人売買サイトのクレイグズリストを利用すれば、さらに高い値がつくこともある。