新型iPhone登場間近? 「直営店で下取り」の報道
(CNN) 米アップルが9月にスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の新製品を発表予定とうわさされる中、直営店で手持ちのiPhoneを新製品と交換できる初の下取りキャンペーンが間もなく始まる見通しだと、アップル情報サイトなどが伝えている。
情報サイトの「マックルーモアズ」は複数の関係者の話として、アップルの発表会が行われる9月10日前後から、アップル直営店が下取りキャンペーンを展開する見通しだと伝えた。
米金融情報サービス大手ブルームバーグは6月の時点で、同社がリサイクリング企業のブライトスターと提携したと報道。下取りした端末はアップルが整備して、各国の新興市場で販売する可能性があるという。
アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)も直近の決算発表の電話会見で、直営店での下取りに前向きな姿勢を示していた。
アップル情報サイトの「9to5Mac」は、米テキサス州ダラスなどにあるアップルの直営店数店舗で、試験的に下取りを実施中だと伝えた。ユーザーが「iPhone4」や「iPhone4S」などを持ち込むと、新型iPhoneの購入に使えるギフト券と交換してもらえるという。
現時点で最新機種の「iPhone5」も交換の対象になると推定される。一方、「iPhone3」「iPhone3G」などの旧機種は中古品としての価値が限られることから対象にならない可能性が大きい。
新型iPhoneについてアップルはまだ何も発表していないものの、業界では9月10日に新製品が発表され、発表から10日前後で発売されるとの観測が強まっている。
新製品の名称は「iPhone5S」または「iPhone6」になるとうわさされている。