アップル、「iPad Air」を来月1日発売
サンフランシスコ(CNN) より薄く、より軽く、より速く――。米アップルは22日午後、サンフランシスコでのイベントで、第5世代のタブレット端末「iPad Air(アイパッド・エア)」を発表した。11月1日に米国、日本を含む世界42カ国・地域で一斉に発売する。
iPad Airは現行モデルより20%薄く、重さも28%軽い約450グラム。新型のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)5s」と同じA7プロセッサーを採用し、グラフィック性能は初代の72倍に高速化した。フィル・シラー上級副社長は「iPadは過去最大の躍進を遂げた」と述べた。
米国での価格は16GBのWiFiモデルが499ドル(約4万9000円)、LTE対応モデルが629ドル。
この日のイベントでは小型版「iPad mini(ミニ)」の新モデルも紹介された。iPad Airと同じA7チップと高解像度のRetinaディスプレーを搭載する。シルバーとスペースグレーの2色で11月中に発売、価格は399ドルから。現行モデルは299ドルに値下げする。
また、新たな基本ソフト(OS)「OS X(テン)Mavericks(マーベリクス)」を無料で即日公開することも発表された。
ノートパソコン「MacBook Pro」と「MacBook Air」は、高性能化した新型が同日発売となった。デスクトップパソコン「Mac Pro」の新型は年内発売、価格は2999ドルからと発表された。