ホテルの予約はもう不要? 駆け込み急増で専用アプリが活況
自前で持つのは難しい。ホテル・トゥナイトのアプリは700万回ダウンロードされている。ホテル側としても思いもよらなかった顧客の発掘につながる」と指摘する。
ジャストブック社もやはり、逆効果を懸念するホテル側の意向を汲みとったうえで、アプリの利便性を訴えていく考えだ。
同社のメンデンCEOが目をつけるのは、大手中間業者に払う多額の手数料だ。エクスペディアやプライスラインといった大手中間業者は20~25%の手数料を課すが、ジャストブックの場合は15%に抑えることができる。
新興アプリが大手サイトと比較して優れているのは価格だけではないようだ。
ホテル・トゥナイトのシャンク氏によれば、操作性などでも勝っている。シャンク氏は「たった3回タップしてからスワイプすれば、それだけで予約できる。わずか10秒だ」と胸を張った。