スーパーボウル放映中のツイート数が新記録
(CNN) 2日に行われた米プロフットボールリーグNFLの王者決定戦スーパーボウルの生放送中、短文投稿サイトのツイッターに書き込まれた投稿は2490万件と、昨年の2410万件を上回る新記録となった。
最も多くのツイートが集中したのは、後半開始直後にシアトル・シーホークスがキックオフリターンTDを決め、試合の大勢を決定付けた場面。このプレーには1分間で38万1605件の投稿が殺到した。昨年のスーパーボウルでは、停電で試合が中断した際の毎分23万1500件が最高記録だった。
試合中に放映されたコマーシャルのうち57%が、ツイッターやインスタグラム、フェイスブックで特定の話題を取りまとめるのに使われるハッシュタグを表示した。昨年の50%を上回って過半数を占め、一昨年の7%に比べると大幅に上昇した。広告業界でテレビとソーシャルメディアの連携が急速に進んでいることがうかがえる。
ソーシャル・マーケティング・サービスを提供する米アドディスによると、マセラティ、起亜、ジャガーといった自動車メーカーのコマーシャルには特に多数の投稿が集中した。
コカ・コーラのコマーシャルでは米国の愛唱歌「アメリカ・ザ・ビューティフル」を英語のほか、スペイン語やアラビア語で歌う人々が登場。これに対して「英語で歌うべきだ」「他の言語を否定するのは差別だ」と、賛否両論のツイートが飛び交った。