米資金調達サイト「キックスターター」、利用者情報が流出

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米資金調達サイト「キックスターター」がハッキングの被害に

米資金調達サイト「キックスターター」がハッキングの被害に

(CNN) 米資金調達サイト「キックスターター」は15日、同サイトの利用者情報がハッカーに盗まれたとして、利用者らにパスワードの変更を呼び掛けた。

キックスターターのストリックラー最高経営責任者(CEO)によると、盗まれたのは利用者のユーザーネームやパスワード、住所、メールアドレス、電話番号。クレジットカードの情報は流出していないという。

ストリックラーCEOは利用者らに「新たなパスワードを設定し、同じパスワードを使っていたほかのアカウントでも変更することを強く勧める」と呼び掛け、「大変申し訳ない」と謝罪した。

同サイトの発表によると12日に捜査当局から警告があり、ただちに安全対策を講じた。利用者情報の一部に不正アクセスがあったが、情報を利用した不正な活動の兆候は「2件のアカウントを除いて」検出されなかった。被害に遭ったとみられるアカウントの数は公表されていない。

キックスターターは製品や事業、発明などのアイデアを登録し、一般市民から資金援助を募る「クラウドファンディング」のサイト。2009年の開設以来、約560万人がプロジェクト約5万6000件への支援を表明している。

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