グーグルのOS「アンドロイド」、テレビや車にも進出
台湾のエイスースなどがアンドロイドTVを搭載したセットトップボックスを今秋発売するほか、シャープやソニーは来年にも搭載テレビの発売を予定している。
自動車向けの「アンドロイド・オート」もスマートフォンと連携させ、運転しながら音声やハンドルのボタンでアプリを操作できる機能を搭載した。
ハンドルから手を放すことなく、地図サービスの「グーグルマップ」で目的地への行き方を確認したり、音楽を再生したり、かかってきた電話に応対したり、メールを送信したりといった操作が可能。グーグルによれば、自動車メーカー40社以上がアンドロイド・オートの採用を予定しているという。
一方、スマートフォン向けアンドロイド最新版の「アンドロイドL」(仮称)はこの秋に登場予定。安全な場所にあると認識すると、パスコードを入力しなくてもロック解除状態になる「パーソナル・アンロック」などの機能が導入される。
グーグルによると、アンドロイドの月間ユーザーは世界で10億人を突破した。1年前は5億3800万人だった。