ウィキリークス創始者の逮捕状を撤回せず スウェーデン高裁
アサンジ容疑者は同年に滞在先の英当局に出頭、その後保釈されたが、スウェーデンに移送されるのを避けるために12年7月、ロンドンのエクアドル大使館に逃げ込んで亡命を申請。申請は受理され、アサンジ容疑者は2年以上にわたって同大使館に滞在している。
アサンジ容疑者が恐れているのは、スウェーデンから米国に身柄が引き渡されることだ。米国に移送され、ウィキリークスで政府の機密情報を公開したことで有罪判決が下りれば、アサンジ容疑者は死刑になる可能性もある。
スウェーデン検察によれば、逮捕状は時効が成立するまで(レイプの場合10年)有効だという。