CIAに入りたいならSNSの使用に注意 人事担当が助言
応募者の素性調査担当者が志願の過程でソーシャルメディアの利用有無を尋ねた際に「イエス」と回答。その上で、うそ発見器をすり抜ける術(すべ)を心得ている人物を探すのに使ったことも認めた。この事実が判明後、男性の採用は即座に撤回されたという。
パトリック氏は仮に入局を果たしたとしても、ソーシャルメディアの利用を中止するなとも助言。オマハの次にニューヨークから書き込んでいた人物が突じょ発信を止めたら、不審を抱かれると指摘。他の情報機関が目を付ける手掛かりになるかもしれないと解説した。
諜報要員は、非社交的かつ科学技術恐怖症であってもいけないと強調。「社交的でない人物だけを雇えば、我々の職務に大きな助けとはならない」とし、「我々が対処する人物の多くは、敵対的な関係にある人物を含め、ソーシャルメディアを使っている」と述べた。
「秘密とソーシャルメディアは相反するもの」とする同氏は、フェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディアに別名でのアカウントを保持している。