オバマ大統領、ツイッターに個人アカウントを開設
(CNN) オバマ米大統領が短文投稿サイト「ツイッター」に初の個人アカウントを開設した。
オバマ氏はこれまで、支持団体のツイッター・アカウントを通し、「BO」のイニシャルを添えてツイートしていた。新たに設けた個人アカウントのユーザー名は、「合衆国大統領」の略語「POTUS」だ。
オバマ氏は初ツイートで「ハロー、ツイッター! こちらはバラク。本物だよ!(大統領就任から)6年経ってようやく、自分だけのアカウントがもらえることになったのさ」と投稿した。
Hello, Twitter! It's Barack. Really! Six years in, they're finally giving me my own account.
— President Obama (@POTUS) 2015, 5月 18
これを受けて、クリントン元大統領が早速「ようこそツイッターへ! ひとつ質問。これから大統領は皆そのユーザー名を名乗るのかい?」とつぶやいた。ホワイトハウス当局者によると、POTUSというユーザー名はオバマ氏の退任後、次期大統領に引き継がれるという。
Welcome to @Twitter, @POTUS! One question: Does that username stay with the office? #askingforafriend
— Bill Clinton (@billclinton) 2015, 5月 18
オバマ氏のプロフィル画像には、アラバマ州セルマで今年3月、「血の日曜日」事件から50周年を記念する行進に参加した時の写真が使われている。
ミシェル夫人も事務所のアカウントを通してオバマ氏のアカウント開設について「ようやくね」と書き込んだ。
また米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのホワイトハウス担当記者、バイロン・タウ氏は「私がフォロワー(読者)の数で大統領に勝てるのは最初の10分間だけ。今のうちによく味わっておこう」とつぶやいた。
このほかコネティカット州のマーフィー上院議員は、オバマ大統領が今年2月、医療保険のPR映像で「自撮り棒」を手に笑顔を作った場面の動画を投稿。「ようこそ、大統領。たくさんの自撮り画像を楽しみにしています」とツイートした。