仏、ウィキリークス創設者の「保護」要請を拒否
この問題を巡っては、トビラ仏法相が先週、アサンジュ氏と米政府の監視活動の実態を暴露したエドワード・スノーデン氏について、フランスへの亡命が認められても「驚かないだろう」と発言していた。
ただ、ルモンド紙は、アサンジュ氏が正式に亡命を求めるのを周到に避けている点を指摘。同氏が求めているのは外交的な支援だとした。正式な亡命は複雑な法的手続きが伴い時間がかかるという。
ウィキリークスも当初、短文投稿サイト「ツイッター」で、アサンジュ氏は「フランスに亡命申請書を提出したわけではない」と主張。ただ、仏大統領府が従来の方針を転換したとして、現在は正式に亡命申請すべきとの立場だ。