米アップルの7~9月期、純利益31%増 iPhone好調

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iPhoneの堅調な需要が企業業績をさらに押し上げた

iPhoneの堅調な需要が企業業績をさらに押し上げた

ニューヨーク(CNNMoney) 米アップルが発表した2015年7~9月期決算は、純利益が前年同期比31%増の111億ドル(約1兆3400億円)、売上高が同22%増の515億ドル(約6兆2100億円)だった。「iPhone(アイフォーン)」の販売が好調だった。

消費者は高額なiPhoneへの出費を続けているようだ。アップルの顧客が7~9月期にiPhoneに費やした金額は平均670ドルで、1年前より67ドル増加した。

iPhoneの販売台数は22%増の4800万台。パソコン「マック」の販売も3%増の570万台となり、過去最高を記録した。

タブレット端末「iPad(アイパッド)」の販売台数は20%減と1000万台を割り込んだ。

中国市場はアップルにとって、北米に次ぐ第2の市場だが、ここでの販売も好調で、売上高は99%増とほぼ倍増した。アップルは中国市場が将来、売上高でトップに立つ可能性もあると見ている。

アップルのクック最高経営責任者(CEO)は、iPhoneの需要が依然として堅調で成長の余地が残されていると強調。グーグルのOS「アンドロイド」を搭載した端末からiPhoneへの乗り換えも過去最高だったという。

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