ツイッター、140文字の制限を撤廃か
ニューヨーク(CNNMoney) 短文投稿サイトを運営する米ツイッターが、140文字の字数制限撤廃を検討しているといううわさが5日、ツイッター上で浮上した。
IT情報サイトのRe/Codeは、ツイッターが3月末までに字数制限を緩和して1万文字に引き上げることを検討中と報じている。
創業者のジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)の5日のツイートでは、この報道について肯定も否定もしなかった。
ドーシー氏が掲載した声明では140文字の字数制限について、「創造性と簡潔さをかき立てた。……その感覚は決して失わない」と言明。一方で、字数制限は最初からあったわけではなく、携帯電話のショートメールに合わせて初期に導入したものだと説明している。
しかしユーザーが思考を広げることができればもっと楽しんでもらえるかもしれないと同氏は指摘。「文字のスクリーンショット画像を投稿する人もいる。その文字が実際の文字だったらどうだろう」と問いかけ、「我々はユーザーのためにツイッターをもっと便利でパワフルなものにすることをいとわない」とした。
もし字数制限が1万文字になった場合、長文を分割して連続投稿する「ツイートストーム」の現象は消滅するのか。
「ツイートストームは大好きだ。あれはなくならない」とドーシー氏はコメントしている。