トランプ氏、ツイッター多用弁護 「現代の大統領」の手法
(CNN) トランプ米大統領は1日、政策の宣伝や見解表明、他人への批判などをツイッターで告げる政治スタイルに触れ、これまでの大統領とは違った「現代の大統領」によるソーシャルメディアの利用であるとその正当性をツイッター上で主張した。
トランプ氏は最近、自らに批判的な米MSNBCテレビの番組「モーニング・ジョー」のキャスター2人をツイッター上でこき下ろし物議を醸しているが、1日の投稿はツイッター多用の手法を改めて弁護したものとなっている。
トランプ大統領は1日未明、ツイッター多用への批判的な声に対し、「私は偽ニュースを負かさなければならないし、そうしてきた」と強調、「我々は勝ち続ける」と付け加えた。
また、同日夜にはワシントンで退役軍人をたたえる会合に出席し、改めて報道機関を非難。「偽メディアは我々がホワイトハウスに行くのを妨げようとした」とした上で、「私が大統領である。彼らではない」と続けた。
トランプ氏は先月29日、「モーニング・ジョー」のキャスター2人を、「IQが低い」「顔のしわとり手術でひどく出血」「精神病を患っている」などと罵倒(ばとう)。30日と7月1日にも同番組とキャスターをけなし続けていた。
1日には非難の矛先をCNNにも向け、「詐欺ニュースCNN」のハッシュタグを添え、「偽ニュースCNN」から変えることを考えていると述べた。