米アップル、新しい「iPhone」3機種を発表
米カリフォルニア州クパティーノ(CNNMoney) 米アップルは12日、米カリフォルニア州クパティーノの本社で発表会を開き、スマートフォン「iPhone」の新商品を披露した。これまでで最も大きい「iPhone XS Max」は6.5インチ。値段も過去最高(米国での販売価格は1099ドル~)となる。
Maxはこれまでの「Plus」よりも画面が大きくなっているが、本体サイズはほぼ同程度。併せて5.8インチの「iPhone XS」(同999ドル~)も発表された。
いずれも指紋を読み取る「Touch ID」に代わって、顔認識の「Face ID」でユーザーを認証する。
新しい12メガピクセルのカメラは、センサーの大型化とHDRモードの向上を図っている。
バッテリー持続時間は、これまでのiPhone Xに比べてiPhone XSは30分以上、iPhone XS Maxは最大で1時間半伸びる。
価格を抑えた3番目の「iPhone XR」(同749ドル~)は、6.1インチの本体にLCD画面を搭載し、ホワイト、ブラック、ブルー、コーラル、レッドなどさまざまな色をそろえた。
こちらもホームボタンがなくなり、画面を下から上へ指でなぞるスワイプによって起動できる。
搭載しているカメラは1台のみだが、デュアルカメラのモデルと同じように、背景をぼかすポートレート機能が加わった。
腕時計型端末の「Apple Watch」も、画面サイズが30%大きくなり、薄型になった「Series 4」が発表された。ユーザーの転倒を予測して、その情報を緊急連絡先に送信することもできる。
XSとXS Maxは、9月19日から予約注文を受け付け、米国などで21日から出荷する。