MS共同創業者アレン氏、リンパ腫再発を公表
サンフランシスコ(CNNMoney) 米マイクロソフトの共同創業者で実業家のポール・アレン氏は1日、いったん克服していた悪性リンパ腫が再発したことを明らかにした。
アレン氏は2009年に血液がんの一種である「非ホジキンリンパ腫」と診断されて治療を受け、がん細胞が検出できない「寛解」状態まで回復していた。
新たな声明では治療が再開していることを明かし、「積極的に闘っていく」と表明。09年以降に医学は大きく進歩したと述べ、「医師団は最新の治療法で良い結果が出るとの明るい見通しを示している。私も同じだ」と強調した。
同氏は非営利の研究所や投資会社バルカンの経営をこれまで通り続行し、米プロフットボールリーグ(NFL)のシアトル・シーホークス、プロバスケットボール協会(NBA)のポートランド・トレイルブレイザーズのオーナーも引き続き務める予定だ。
アレン氏は1975年にビル・ゲイツ氏とともにマイクロソフトを創立したが、83年に病気治療のために退社した。