職場復帰の本社従業員、新型コロナ検査実施へ 米アップル

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米カリフォルニア州クパチーノにあるアップル本社施設の空撮写真=2019年10月23日/Sam Hall/Bloomberg/Getty Images

米カリフォルニア州クパチーノにあるアップル本社施設の空撮写真=2019年10月23日/Sam Hall/Bloomberg/Getty Images

(CNN Business) 米アップルは、米カリフォルニア州クパチーノにある本社に復帰する従業員に対して新型コロナウイルスの検査を実施することがわかった。ブルームバーグ通信が伝えた。

アップルは5月からクパチーノの本社に従業員を復帰させているが、従業員に対して、綿棒で鼻をぬぐう検査や検温、マスクの提供を行っている。そのほか、キッチンの閉鎖やエレベーターに乗れる人員を2人に抑えるなどの措置を取っている。

アップルは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて世界各地の事業所や販売店を閉鎖していたが、追加的な安全措置を導入しながら事業の再開を進めている。米国では100店舗以上が営業を再開した。店舗ではマスクの着用と検温が義務付けられている。

IT企業大手は従業員の再出社についてさまざまな対応を行っている。フェイスブックによれば、希望者は2020年末まで自宅での勤務が認められる可能性がある。ツイッターは、一部の従業員について、役割が許せば「永遠に」自宅での作業を認めるという。グーグルは7月に一部の事業所を再開し、9月まで人員は上限の30%にとどめる方針だという。

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