米アルファベット第1四半期、売上高は34%増の6兆円

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米グーグルの親会社アルファベットの1~3月期決算が市場予測を上回った/John Smith/VIEWpress/Corbis/Getty Images

米グーグルの親会社アルファベットの1~3月期決算が市場予測を上回った/John Smith/VIEWpress/Corbis/Getty Images

(CNN Business) 米グーグルの親会社アルファベットが発表した2021年1~3月期決算は売上高が前年同期比34%増の553億ドル(約6兆円)だった。利益も約180億ドルと市場予測を上回った。アルファベットは500億ドル規模の自社株買いも発表した。

アルファベットの株価は時間外取引で約4%値上がりした。

グーグルとアルファベットの最高経営責任者(CEO)を務めるスンダー・ピチャイ氏は28日、声明で、この1年の間、人々は情報を得て、つながり、楽しむためにグーグルの検索や多くのオンライン上のサービスを利用したと述べた。

クラウド部門の損失は9億7400万ドルと前年同期の17億ドルの損失から赤字幅を縮小した。グーグルは広告関連の売り上げ以外にも収入源を増やそうとしており、クラウド部門への比重を高めている。売り上げは前年同期比46%増の40億ドルだった。

ピチャイ氏はクラウドサービスについて、大手も中小も含めて事業を支援しており、デジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させていると述べた。

米国で新型コロナウイルスワクチンの接種が進み、各国での国境の再開も視野にのぼるなか、IT企業は自宅待機を強いられた人々のおかげで数十億ドルの収入を得ているが、こうした戦略にも変更が求められる可能性もある。

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