米ツイッター、「安全モード」を発表 迷惑行為から利用者を保護
ニューヨーク(CNN Business) 米SNS大手ツイッターは1日、「安全モード」と呼ばれる新機能の試験運用を発表した。迷惑行為から利用者を保護するための取り組みを強化する。
安全モードは、利用者が有害なツイートや望まない返信などに対処できなくなることを防ぐのを狙いとしている。安全モードでは、有害な表現を送ったり繰り返したりした人のアカウントや、押しつけがましい返信やメンションを行った人のアカウントが一時的に停止される。
ツイッターは声明で、「我々は健全な会話を楽しんでほしい」と述べ、そうした健全な会話を妨げる可能性のある大量で歓迎されない交流を抑制する方法を試験するとした。
ツイッターはここ数年、プラットフォーム上で虐待的で有害なコンテンツが頻繁に拡散しており、批判を受けている。こうした影響は、特に女性やそのほかの社会の主流から取り残された集団を標的にしたコンテンツの場合、インターネットの外の世界にも広がることもある。
ツイッターが嫌がらせ行為などの抑止に向けた大規模な機能の導入を行った直近の例は2017年で、この時は、「セーフサーチ」機能や、嫌がらせと思われるツイートや質の低いツイートの表示を抑える機能などを導入していた。