フェイスブック従業員のオフィス復帰を延期、ブースター接種義務化

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米メタが従業員のオフィス復帰を3月28日まで延期すると発表/Nick Otto/Bloomberg/Getty Images

米メタが従業員のオフィス復帰を3月28日まで延期すると発表/Nick Otto/Bloomberg/Getty Images

(CNN) SNS大手フェイスブックの親会社メタは、従業員のオフィス復帰を3月28日まで延期すると発表した。オフィス勤務の従業員については新型コロナウイルスワクチンのブースター(追加)接種証明を必須とする。同社は既に、オフィスに勤務する従業員のワクチン接種を義務化している。

メタの人事部長ジャネラ・ゲール氏はCNN Businessに寄せた声明の中で、新型コロナウイルスに関する現状を考慮して、働く場所を引き続き従業員が選べるようにすると説明。「不確実な状況が続く中、今は働く場所を決めるのが難しい時期にある」と指摘した。

メタの従業員は3月14日までに、オフィスに出勤するか、フルタイムの在宅勤務を続けるか、当面の措置として在宅勤務を3~5カ月延長するかを決める必要がある。

オミクロン変異株の感染が急拡大する中で、メタは米国の大企業の中でもいち早く、オフィス勤務の従業員に対してブースター接種証明を義務付ける方針を打ち出した。

米国では全土の州政府や大学などが、仕事で人と接する職員のブースター接種を必須としている。この傾向は今後一層広がるかもしれない。保健当局は、「ワクチン接種完了」と認められる条件として、これまでの2回ではなく3回の接種を必要とする方向で論議している。

調査会社ガートナーは先月、同社が調査対象とした企業の15~20%が1月半ばまでに従業員のブースター接種を義務付ける可能性があると予想していた。

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