ネットフリックス、広告付きプラン導入でマイクロソフトと提携

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ネットフリックス配信のドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の一場面/Courtesy of Netflix

ネットフリックス配信のドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の一場面/Courtesy of Netflix

ニューヨーク(CNN Business) 米動画配信大手ネットフリックスとIT大手マイクロソフトは13日、広告付き定額課金プランの導入で提携すると発表した。

ネットフリックスは4月、低価格の広告付きサービス導入に前向きな姿勢を明らかにして驚きを呼んでいた。リード・ヘイスティングス最高経営責任者(CEO)は長年広告に抵抗感を示してきたが、同社は1~3月期に10年以上ぶりとなる会員減少を経験し、創業25年の歴史の中でも特に厳しい時期を迎えている。

広告付きサービスの導入時期については正式に発表されていないものの、米紙ニューヨーク・タイムズの5月の報道によれば、ネットフリックスは社員に対し2022年末までに導入する可能性があると伝えたという。

ネットフリックスは13日、サービス導入に向けた動きは「ごく初期の段階」にあると説明。全世界に抱える2億2160万人の会員に広告付きプランを導入するには「やるべき事が数多くある」と述べた。

マイクロソフトの強力な広告営業チームがサービス導入に尽力する。ネットフリックスのグレッグ・ピーターズ最高執行責任者(COO)はこの日の声明で、マイクロソフトは技術と営業の両面で「革新のための柔軟性」を提供してくれるだろうと指摘した。

ネットフリックスは4月、1~3月期に会員が20万人減り、4~6月期にも200万人の減少を見込んでいると報告した。これを受けて株価は急落。投資家の間ではネットフリックスの将来だけでなく、ストリーミング事業全体に関しても懸念が広がった。

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