ウーバーの7~9月期決算、需要回復で72%増収

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ウーバーの四半期決算は好調だった/Justin Sullivan/Getty Images

ウーバーの四半期決算は好調だった/Justin Sullivan/Getty Images

(CNN) 米配車サービス大手ウーバーが1日に発表した今年7~9月期の決算は、売上高が前年同期比72%増の83億ドル(約1兆2000億円)と好調だった。

このうちライドシェアを含む移動部門の売上高は、前年同期比73%増の38億ドル。利用件数は同19%増の19億5000件で、1日当たりの平均は2100万件に達した。

料理宅配部門「イーツ」の売上高は前年同期比24%増の28億ドルだった。

コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は決算発表に際し、「マクロ経済の環境が引き続き先行き不透明な中でも、ウーバーの中核事業は絶好調だ」と述べた。

その背景として、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)後に都市が再開して旅行が盛んになったこと、消費者支出の対象が全体に小売りからサービスへ移行する傾向にあることを挙げた。同じ流れは10~12月期も続いているという。

純損益は12億ドルの赤字となったが、同社は投資が主な理由だと説明した。

決算発表を受け、ウーバーの株価はこの日、通常取引前の時間外取引で10%あまり上昇した。

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