米ワシントンの桜祭り始まる、満開は4月上旬
(CNN) 米首都ワシントンが春の到来を告げる花見シーズンを迎えた。毎年恒例の全米桜祭りは20日から4月14日まで。首都中心部には3000本以上の桜の木があり、国立公園局によれば、4月3日から6日ごろにかけて満開になる見通しだ。
桜祭りのメーンイベントとなるパレードは4月13日に行われ、華やかなパフォーマンスや巨大ヘリウム風船、全米から集まった色とりどりの山車やマーチングバンドが中心部のコンスティテューション通りをパレードする。
日本がテーマの「桜まつり」も13日に開催。日本の伝統芸能やポップ音楽、武道などのパフォーマンスを披露するほか、屋台やビアガーデンもオープンする。
水上からポトマック河畔の桜を眺めたい人のためには、スピリット・クルーズ社がランチクルーズ(57ドル)とディナークルーズ(107ドル)、キャピタル・エリート社が45分の遊覧クルーズ(26ドル)を運航する。
ポトマック河に隣接するタイダルベイスン池では、100年以上前に日本から寄贈されたワシントンの桜の歴史について解説した案内板を見ながら、歩いて桜を鑑賞できる。
家族連れに人気のたこ揚げ祭りは3月30日にワシントン記念塔の周辺で開催。プロによるたこ揚げのパフォーマンスのほか、自分のたこ作りに挑戦できるたこ揚げ教室も開かれる。