朝食時に乱気流、コーヒーも人も舞った シンガポール航空
(CNN) シンガポール航空のシンガポール発ロンドン行きの旅客機でこのほど、朝食提供中に乱気流に巻き込まれ機内食や食器が空中を舞う出来事があった。乗客の一部も席から浮かびあがったという。乗客11人と乗務員1人が軽いけがを負ったが、ロンドン到着後に手当てを受けた。
シンガポール航空の広報によれば、乱気流に巻き込まれたのは5月26日のシンガポール発ロンドン行き308便。途中、激しい乱気流に巻き込まれ、高度が急激に下がったという。
乗客によれば、高度の低下によりコーヒーカップやフォーク類、そして乗客の一部も空中に投げ出された。
乗客の1人、アラン・クロスさんは機内の状況を写真に収めた。クロスさんはCNNに対し「トレー上にあった何もかもがすごい勢いで飛び上がった。胃がのどから飛び出そうだった」と当時の状況を語った。
機内はひどい状況になったがすぐに片付けられ、ロンドンに到着後、乗客には航空会社からチョコレートが贈られた。