ガラスの床からNYを見下ろす 高さ335mの展望デッキがオープン
(CNN) 米ニューヨーク・マンハッタン西側の大規模再開発プロジェクトとして知られる「ハドソンヤード」に11日、高さ335メートルの展望デッキ「エッジ」がオープンする。
高層ビルの100階から奥行約24メートルの三角形のデッキが突き出し、360度の眺望を楽しむことができる。屋外の展望デッキとしては西半球トップの高さだ。
/Courtesy of Related-Oxford
エッジのチケットは38ドル(約4000円)で、さまざまな割引料金も設定されている。
巨大なマンハッタンの地図を見上げ、トンネルを抜けた先のエレベーターに乗って52秒。壁面に写し出されるニューヨークのアニメーションが写真へ、さらに雲へと変化したところでドアが開く。そこはまるで空へ舞い上がったような別世界だ。
目玉は何といっても、中央部にあるガラス張りの床。恐る恐るのぞき込めば、はるか下に走る車がアリのように小さく見える。一歩踏み出すのは意外と勇気がいるけれど、ガラスは決して壊れることがないとされ、上で飛び跳ねたり、寝転んだりするのも自由だ。
デッキを建設中の写真。中央部にガラス張りの床が見える/CNN
「インスタ映え」の写真を撮るのもいいが、シャンパン片手に(ここは安全第一でプラスチックのカップにしておこう)、ゆっくりと夜景を楽しむのも一興だろう。