世界航空会社ランキング、カタール航空がトップ維持 全日空10位
(CNN) 航空会社の格付けサイト「AirlineRatings.com」がまとめた2022年版の世界航空会社ランキングで、中東のカタール航空が前年に続いてトップに立った。全日空は10位、日本航空は13位だった。
カタール航空は世界の主要航空会社の中で唯一、コロナ禍の中で運航を続けて多額の利益を出した過去2年の実績が評価された。
ランキングは各社の収益性や機体の年数、環境や安全への配慮、乗客の評判などに基づいている。
過去6回にわたって首位を獲得しているニュージーランド航空は、前回に続いて2位だった。
3位に入ったアラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空は、排出削減に貢献したとして環境への対応が評価された。4位の大韓航空は貨物部門の評価も高く、5位のシンガポール航空はファーストクラス部門とラウンジ部門で首位を獲得した。
今回のランキングには、航空業界に対する新型コロナウイルスの影響が続く現状が反映されているという。一方で、欧米で人員不足や空港の問題による欠航や遅れが多発している現在の混乱状態は反映されていない。
2022年の世界航空会社ランキング上位10位は以下の通り。
1.カタール航空
2.ニュージーランド航空
3.エティハド航空
4.大韓航空
5.シンガポール航空
6.カンタス航空
7.ヴァージン・オーストラリア航空
8.エバー航空
9.ターキッシュエアラインズ
10.全日本空輸