NZ航空、エコノミー3段ベッドの料金を発表 24年導入
(CNN) ニュージーランド航空はこのほど、エコノミークラスの乗客が横たわれるカプセル型ベッドのスペース「スカイネスト」の料金を発表した。
スカイネストは来年9月、オークランドと米ニューヨークの間を17時間で飛ぶ直行便など、一部の長距離路線に導入される見通し。
エコノミークラスとプレミアム・エコノミークラスの間に3段ベッドを2列、計6人分設置する。
ベッドの照明は乗客のより良い睡眠を考慮して設計された/Air New Zealand
乗客は事前に予約することができる。通常のチケット代に加え、4時間ごとに400~600ニュージーランドドル(約3万4000~5万1000円)の料金がかかる。寝具は1回使用するごとに客室乗務員が交換する。
同航空の幹部は、これまで5年間、17万時間を費やして研究と設計を進めてきた結果、エコノミークラスの機内体験に変革をもたらすことを確信していると述べた。
スカイネストは今年、航空機の優れた内装などに贈られる「クリスタル・キャビン賞」の最終候補に選ばれている。受賞者は6月に発表される。