奈良の鹿、頭数増えた オーバーツーリズムの恩恵?

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餌を食べる奈良公園の鹿=2018年/Behrouz Mehri/AFP/Getty Image

餌を食べる奈良公園の鹿=2018年/Behrouz Mehri/AFP/Getty Image

(CNN) オーバーツーリズム(観光公害)が問題になっている日本で、ユネスコの世界遺産に指定された歴史都市・奈良の鹿だけは恩恵を受けているのかもしれない。

奈良の鹿は市の観光宣伝やバス、列車のチケットなど至る所に写真が使われ、店には縫いぐるみや鹿の角のヘッドバンドといった土産物が並ぶ。

奈良市がこのほど実施した鹿の頭数調査では、オスが313頭、メス798頭、子鹿は214頭だった。合計すると1325頭で、前年より92頭増えていた。

奈良といえば世界最大級の木造建築物として知られる東大寺がある。しかしほとんどの観光客は、餌を与えると丁寧に「おじぎ」することで有名な鹿を目当てに訪れる。周辺では鹿が食べても安全な「鹿せんべい」が売られている。

「奈良の鹿愛護会」の山崎伸幸氏はCNNの取材に対し、鹿せんべいを食べさせる数が増え続けた結果、鹿の繁殖が活発になったと指摘。奈良公園を訪れる観光客が増えていることから、鹿がせんべいを食べやすくなったと話している。

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