党大会の演説、クリントン元大統領がオバマ氏よりも高評価
(CNN) 9月4~6日に開催された米民主党の全国大会で行われたスピーチについて、オバマ大統領よりもクリントン元大統領の方が視聴者から高い評価を得ていたことが分かった。調査機関ピュー・リサーチ・センターが13日までに発表した世論調査で明らかになった。
ただ、この傾向は共和党全国大会でのスピーチでも同様で、正式指名を受けたロムニー前マサチューセッツ州知事よりも、ゲストとして登場した人気俳優で映画監督のクリント・イーストウッド氏の方がスピーチの評価は高かった。
ピュー・リサーチ・センターは7~9日、成人1012人に対し電話で取材を行った。誤差はプラスマイナス3.6%。
それによれば、29%の人が民主党党大会で最も盛り上がったのはクリントン元大統領の演説だったと答えた。オバマ大統領の指名受諾演説と答えたのは16%。ファーストレディーのミシェル夫人としたのは15%だった。
一方、共和党大会に関する調査では、イーストウッド氏の演説が最も盛り上がったと答えた人の割合は20%と、ロムニー氏の指名受諾演説と答えた人の割合(17%)を上回った。