過半数が銃規制強化を支持、党派や性別で考え方に違いも 米国
ワシントン(CNN) 米国で議論されている銃規制強化案についての世論調査で、全体的には規制強化に対する支持が半数を超えているものの、一部の案に対しては党派や性別、学歴により、意見に大きな違いがあることが分かった。
調査は米ピュー・リサーチ・センターが9~13日、全米の成人1502人を対象に実施した。結果は、コネティカット州の小学校で起きた銃乱射事件からちょうど1カ月後の14日に発表された。
それによると、銃見本市での銃の売買で身元調査を義務付ける措置には85%、精神病患者による銃の購入を禁止する措置には80%と、党派を問わず多数の賛同があった。
連邦政府が銃の売買を追跡するデータベースを作成する案には、回答者の約3分の2が賛成と答えた。しかし、これを党派別にみると、民主党では賛成意見が84%を占めたのに対し、共和党では49%にとどまった。