オバマ氏、2期目の首席補佐官にマクドノー氏 最側近の1人
ワシントン(CNN) オバマ米大統領は27日までに、ホワイトハウスを仕切る新たな首席補佐官に国家安全保障担当の次席補佐官を務めてきたデニス・マクドノー氏(43)を起用すると発表した。2009年1月に発足したオバマ政権では5人目の首席補佐官となる。
マクドノー氏は、財務長官に指名されたジェイコブ・ルー大統領首席補佐官の後任になる。43歳での首席補佐官の就任はここ数十年間で最年少級となる。
ホワイトハウス当局者はマクドノー氏について、過去約10年、オバマ氏が最も信頼する側近の1人であると述べた。オバマ氏は特にマクドノー氏の知力と判断力を大きく評価しているという。
大統領は首席補佐官の人事発表の席で、同氏の起用について「仕事ぶりでかなう者はだれもいない」とその能力をたたえた。
マクドノー氏はオバマ氏が上院議員時代からスタッフとして支え、08年の大統領選では外交政策の上級顧問として陣営に加わった。ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)で働いた後の2010年にホワイトハウスの次席補佐官に就任していた。