FBI職員間でわいせつメールやヌード写真、綱紀粛正求める
ワシントン(CNN) 米連邦捜査局(FBI)で同僚にヌード写真を送ったり、わいせつメールをやり取りしたりする職員が後を絶たない実態が、CNNが入手した内部文書で明らかになった。
この文書は、綱紀粛正を求める目的でFBIが年4回職員に配布している。キャンディス・ウィル次官は現状について「わいせつメールのラッシュ」状態にあると嘆き、「職員やその上司に対し、こうしたことは許されないと教えなければならない」「FBIが支給するブラックベリー端末は公務のためのものであって、別の部署の魅力的な女性にメールするためのものでも、自分が脱いだ姿の写真を送るためのものでもない」と強調した。
FBIの職員3万6000人のうち、こうした行為をしているのはごく一部にすぎない。それでも問題が発覚するケースは後を絶たず、2010年から12年にかけて1045人が停職などの処分を受け、85人が解雇された。