オムツ交換中の父親に銃撃、生後6カ月の乳児巻き添え死 シカゴ
(CNN) 米イリノイ州シカゴで、ワゴン車の中で娘のオムツを交換していた父親が銃撃され、生後6カ月の乳児が銃弾を浴びて死亡する事件があった。
父親は11日午後1時ごろ、ワゴン車の中でオムツを交換中に銃撃された。乳児は複数の銃弾を浴び、救急車で病院に運ばれたが12日に死亡した。父親も重傷を負った。
犯人は青いワゴン車に乗って現場から逃走。警察は、父親のみを狙った犯行とみて捜査している。犯罪組織が絡んでいる可能性も排除していない。
父親は娘の死を告げられた後に地元紙の電話取材に応じ、「娘を助けようとしたんだ」と繰り返した。
現場近くの住民はNBCの取材に対し、「この近隣ではいつも銃撃や麻薬絡みの犯罪が絶えない」と話した。シカゴで2012年に起きた殺人事件は513件と、前年の448件から15%増加している。