米大統領、イスラエル首相と会談 イラン核開発阻止で合意
両首脳は、イランが核兵器を開発するまでにどの程度の時間が残されているかについて、「共通の認識」を持っているとも発言した。
パレスチナとの中東和平交渉を中断させる原因となったイスラエルの入植については、共同記者会見では触れなかった。
一方、シリアで化学兵器が使われたと伝えられたことについてオバマ大統領は、シリア政府が国民に対して化学兵器を使ったかどうかについて事実関係の調査を指示したと述べる一方で、反体制派が使用したとの情報については「深い疑念」を持っていると言い添えた。
その上で、「事実関係が確認された場合、以前から明言してきた通り、化学兵器の使用で事態は一変する」と断言した。ただしシリアが「越えてはならない一線」を越えた場合の具体的な対応への言及は避けた。