米フロリダ州で銃撃、5人死傷 男が元雇用主ら襲撃後に自殺
(CNN) 米フロリダ州北部で24日、トラック運送会社の元従業員(72)が同社オーナーや元同僚らを銃で撃って殺傷した末に自殺した。
事件の経緯に詳しい捜査筋などによると、ヒュバート・アレン・ジュニア容疑者はトラック運送会社のオーナー、マービン・プリチェット氏(80)が所有する農場で、元同僚(28)と同氏を銃で撃って殺害。
さらにトラクターを操縦していた別の同僚男性(66)に向けて発砲した。この男性は左腕とわき腹を打たれ、病院で手術を受けた。経過は良好とされる。
同容疑者はプリチェット氏の運送会社まで移動し、3人目の同僚男性(44)を撃った。男性は腹部を撃たれて重体となっている。
当局者らによれば、同容疑者はその後現場から逃走して自宅へ戻り、銃で自殺した。
同容疑者は運送会社を退職した後も事業にかかわっていたとされ、数日前にプリチェット氏との間で口論が起きていたという。警察は単独の犯行とみて捜査している。