核ミサイル担当者、防爆扉開け放しで処分 米空軍

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米空軍の核ミサイル担当者、防爆扉開け放しで処分

ワシントン(CNN) 米ノースダコタ州にあるマイノット空軍基地の地下核ミサイル格納庫で、ミサイル発射の担当者2人が規則に反して防爆扉を開け放しにしていたとして処分された。空軍が23日に明らかにした。

空軍の広報によると、担当者2人は24時間のシフト制で勤務し、1人が仮眠を取っている間は防爆扉を閉めておく規則になっている。ところが今年4月、担当者の1人が勤務中に食事を届けてもらうため、もう1人が仮眠中だったにもかかわらず、防爆扉を開け放しにしていたという。

この担当者は職務怠慢で処分を受け、2カ月分の給与の一部を没収された。さらに、数回にわたって同様の職務怠慢があったとされる1人も訓告処分を受けた。

ミサイル格納庫の防爆扉は発射制御センターにつながるシャフトの下部にあり、核爆発が起きた場合に発射制御センターを守る役割を果たす。この扉が開け放たれていた間に、制御センターに不審者が侵入するような事態は起きなかったと空軍は説明している。

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