米海兵隊員がイラク戦闘員の遺体燃やす写真、真偽調査へ
イスラム教は火葬を厳しく禁止している。
同サイトは、遺体は十数体あり、一部にはハエがたかり、犬が口にもしていたと説明。国防総省と中東地域が管轄の米中央軍に先週写真を提出し、写真の存在を承知していたかどうか取材したが、知らなかったとの回答を受けたとしている。
イラク軍事作戦の遂行中、ファルージャは米軍と反政府武装勢力との間の激戦地の1つとなっていた。元海兵隊将校は、同隊がベトナム戦争後に直面した最悪の戦闘だったとも形容している。
海兵隊が軍事作戦で敵戦闘員の遺体の処置で物議を醸した例は過去にもあった。
11年7月にはアフガニスタン・ヘルマンド州でイスラム武装勢力タリバーンの戦闘員の遺体に放尿し、ポーズを取る写真が暴露された。この行為は翌年1月にビデオ映像となってインターネット上に出回って初めて発覚し、アフガン内の反米感情を高める材料にもなっていた。