オバマ大統領がアフガン電撃訪問、駐留米軍を激励
専用機にはライス大統領補佐官(国家安全保障担当)や、息子がアフガンに駐留中のポデスタ大統領顧問らも搭乗した。カントリー歌手のブラッド・ペイズリーさんも同行し、兵士らの前で生演奏を披露した。
オバマ政権は最近、退役軍人省の不祥事で批判を浴びている。大統領は演説でこの問題に直接言及しなかったものの、退役軍人への支援は米国民の「神聖な義務だ」と強調した。
大統領は今回の訪問でカルザイ大統領や、6月の大統領選の候補者らとは会談しなかった。
米国は今年末に戦闘任務が終了した後の残留規模について、具体的な方針を示していない。大統領は28日に米陸軍士官学校卒業式での演説で米軍の世界戦略に関する考えを表明するとみられ、その内容が注目されている。