連続殺人のマンソン受刑者、26歳女性と獄中結婚へ
(CNN) 1969年の連続殺人事件で有罪判決を受け、米カリフォルニア州で終身刑に服しているチャールズ・マンソン受刑者(80)が、かねて婚約していた女性との結婚手続きに入ったことが分かった。事情に詳しい関係者が17日、CNNに語った。
結婚相手の女性は、イリノイ州出身のアフトン・バートンさん(26)。数年前にマンソン受刑者が服役しているカリフォルニア州コーコランの刑務所近くへ引っ越し、毎日電話で話したり、週末には面会に訪れたりしてきた。
2人はすでに結婚許可証を取得。州の規定により、90日以内の面会日に式を挙げる見通しとなった。自分たちが選んだ立会人のほか刑務所の外から10人、所内で2人までの出席者を招くことができる。外部による写真撮影は認められていない。
バートンさんは絵を描いたり、マンソン受刑者のソーシャルメディア・サイトを管理したりして毎日を過ごしているという。CNNとのインタビューでは、同受刑者の無実を証明して釈放を実現させることが目標だと強調し、「私はそのために生まれてきた。私が言えるのはそれだけです」と話していた。
マンソン受刑者は69年8月に起きた7件の殺人事件を首謀したなどとして有罪判決を受けた。終身刑に服しているため、結婚後も夫婦としての面会権は認められないという。