米西海岸の長期港湾争議、暫定契約で合意 深刻な物流停滞

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米西海岸の港湾施設の労使交渉が長引き物流に大きな影響が

米西海岸の港湾施設の労使交渉が長引き物流に大きな影響が

(CNN) 米西海岸の主要港湾で雇用条件などに関する労使交渉がもつれ、物流停滞が深刻化していた問題で、海運業者や港湾運営企業などの団体は20日、労働者との間で5年間の暫定契約を結ぶことで合意したと発表した。

公式声明を近く出す見通し。ただ、暫定契約の成立には港湾労働者の組合の最終承認が必要となっている。

今回の労使交渉は昨年5月に開始されたが妥結出来ず、7月以降は雇用契約がない異例の事態となっていた。このため荷揚げが出来ないなどの悪影響が29カ所の港湾で出ていた。日本のマクドナルド系列店でもポテト輸入が滞り、多数の店で小サイズのみのマックフライポテト販売を強いられる羽目にもなっていた。

米政府は長引く労使争議に危機感を強め、ペレス労働長官がサンフランシスコに入り、交渉の調停に当たっていた。

オークランド港の運営当局は公式サイトで、荷物の積み下ろし作業などが正常化するには6~8週間要するとの見方を示した。

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