米軍のB52、「航空機の墓場」から復活 来年にも前線へ

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今年1月には再度のエンジン試験が終了。2月13日には同基地から新たな所属先となるルイジアナ州のバークスデール空軍基地への3時間の試験飛行を改めて実施した。米空軍によると、同機の復旧作業には70日間程度かかる見通し。

ルイジアナ州への飛行を担当した空軍大佐は報告書で、約7年間、飛ばなかった同機の性能について「1980年代からB52を操縦しているが、今回の約1600キロの試験飛行でも操縦系統システムに問題はなかった」と高評価を与えた。

復活したB52機は、機体点検中に操縦室が火災に襲われた同型機に代わり、バークスデール空軍基地に配備される予定。火災が起きた機材の損傷が深刻なため、デービス・マンサン基地の1機を再利用した方がより経済的と判断した。

米空軍によると、昨年5月時点で配備中のB52機は計76機。このうちの18機は予備機材と位置付けられている。編隊の配属基地はバークスデールの他、ノースダコタ州のマイノット基地となっている。

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