最大の脅威はISIS、イランやロシア上回る 米世論調査
ワシントン(CNN) イスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」を非常に深刻な脅威と受け止める米国民の比率は68%で、イランやロシア、北朝鮮、中国に対する懸念を大きく上回っていることが最新世論調査で23日までにわかった。
調査はCNNと世論調査機関ORCが共同実施した。イランを非常に重大な脅威としたのは39%で、北朝鮮32%、ロシア25%、中国18%だった。
また、10人のうち約9人はISISを少なくとも中程度に深刻な脅威ととらえていた。
外交問題に関する米国の世論を党派別に分析した場合、差異が目立つのが通例だが、ISISの脅威をめぐってはこの傾向は目立たなかった。民主党の支持者68%、共和党79%に無党派層の63%がいずれも極めて深刻な脅威と認識していた。