静かな車内で携帯電話、苦情でNJ州知事追い出される
5~10分ほど話し続けたところで車掌がやって来て、乗客から苦情が出ているので通話をやめるかその車両から退去してほしいと求めたという。知事は再び警護要員を怒鳴りつけ、別の車両へ移った。その間も「馬鹿馬鹿しい」「本当なのか?!」と言い続けていたという。
ただしマンさんの証言に対しては異論もある。向かい側の座席に座っていたというケイティー・クラブシッチさんはツイッターへの投稿で、クリスティー知事の態度について「ものすごく礼儀正しく、私がこれまでに聞いた人前での電話の中では一番迷惑にならなかった」と振り返った。
クラブシッチさんによれば、検札に来た車掌から静寂車両だと告げられたクリスティー知事は、電話の相手にそのことを告げ、スムージーをつかんで、警護要員にブツブツ言いながら別の車両に移って行ったという。
知事の広報は、静寂車両に乗車したのは手違いだったと説明、「ご迷惑をおかけした皆様にお詫びします」とのコメントを出した。