初戦のアイオワ州 トランプ氏が優位、クルーズ議員にも勢い
同大学の調査では党員大会の参加者を有権者名簿から抽出したのに対し、CNN調査では対象者への電話インタビューに基づいて判定したため、サンプルの構成に違いが生じたとみられる。
CNNの調査では、共和党の党員集会に参加する可能性が最も高いと判定されたグループが成人全体の8%を占めた。このグループ内でのトランプ氏の支持率は42%と、2位のクルーズ氏を23ポイントも引き離していた。
トランプ氏の唯一の弱点はキリスト教プロテスタント福音派の白人とみられ、このグループでの支持率はクルーズ氏が26%でトップ。トランプ氏は24%にとどまった。
共和党候補として本選挙を制する確率が最も高いのはだれかという質問には、42%がトランプ氏と答えた。2位はクルーズ氏の17%だった。前回の調査では1位がトランプ氏の33%、2位はカーソン氏(25%)、3位はルビオ氏(17%)。クルーズ氏が有望との答えは9%にとどまっていた。