ホワイトハウス報道官、「トランプ氏は大統領に不適格」と批判
トランプ氏の発言には、ケリー国務長官も訪問先パリでの記者会見で言及。「非差別と平等は米国の価値観だけでなく、我々の移民、入国管理政策の柱でもある。国務省は全ての宗教について、差別することなく尊重するという方針を徹底して貫き続ける」と表明した。
ケリー氏はさらに「世界各地を訪問すると、我々の友好国や敵対国が米国内の議論に注意深く耳を傾けていることがはっきり分かる。トランプ氏のような発言は建設的ではない」と述べた。
国防総省のクック報道官はトランプ氏を名指しこそしなかったものの、「ISISの筋書き通りに米国をイスラム教と敵対させることは、我が国の理念に反するばかりでなく、安全保障にも反する」と批判し、米軍では現在イスラム教徒も多数兵役に就いていると強調した。