ワシントンに暴風雪警報、週末にかけ首都マヒ状態に
空の便はアメリカン航空やユナイテッド航空が22~23日にかけてノースカロライナ州シャーロットや首都ワシントン、ボルティモア、フィラデルフィアの離発着便の欠航を決めた。
長距離列車アムトラックはダイヤの変更を発表。ワシントン首都圏交通局(METRO)は23~24日の地下鉄を終日運休とし、「今回の暴風雪を甘く見てはいけない。22日午後に暴風雪が来る前に安全な場所へ行くよう、全住民に呼びかける」と促した。
暴風や積雪の影響でワシントンが停電に見舞われる恐れもある。2010年2月には60センチ近い積雪で大規模な停電が発生した。ワシントン市長は非常事態を宣言し、学校は22日が休校となった。
住民は暴風雪に備えて食料品を買いだめ、暖房器具や除雪用のシャベルなども飛ぶように売れている。小売店には長蛇の列ができた。
ニューヨーク市でも22日夜から週末にかけて20~40センチの積雪が予想され、市長は道路の除雪に当たる作業員4800人あまりに待機を命じたことを明らかにした。