トランプ氏、「2位は光栄」と強気 初戦アイオワ州
(CNN) 米大統領選に向けた民主、共和両党候補指名争いの初戦となる1日のアイオワ州党員集会で、共和党のテッド・クルーズ上院議員が勝利する見通しとなったことを受け、実業家のドナルド・トランプ氏は自身が2位に入ったのは「光栄なこと」と、強気の姿勢を示した。
一方で、共和、民主両党から選挙戦からの撤退を表明する候補者が出た。
トランプ氏は支持者らの前で、選挙戦を始めた当時は上位10人にも入ってなかったと振り返った。そのうえで第2戦以降に向け、「ニューハンプシャーもサウスカロライナも大好きだ」「我々が勝利を宣言することになるだろう」と語った。
クルーズ氏は演説で、「アイオワと全米の勇気ある保守派の勝利だ」と宣言した。
一方、マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事は同日、共和党の指名争いから撤退すると表明した。ハッカビー陣営の報道担当者によると、事前に予定していたことではなく、この日の結果が思わしくなかったため撤退が最善の道との判断に至ったという。
また民主党では、ヒラリー・クリントン前国務長官とバーニー・サンダース上院議員の接戦が続くなか、マーティン・オマリー前メリーランド州知事が撤退を表明した。