サンダース候補の暗号名は「大胆不敵」 米大統領警護隊
ワシントン(CNN) 米大統領選の民主党指名候補争いで勢いを見せるバーニー・サンダース上院議員の身辺警護に当たる米大統領警護隊(シークレットサービス)が任務遂行に必要な同氏の暗号名を「大胆不敵」としていることが13日までにわかった。
同氏の警備に詳しい消息筋がCNNに明らかにした。サンダース氏陣営と大統領警護隊はこの暗号名についてのコメントを拒んでいる。議員は選挙戦でウォール街規制強化や公立大学の授業無料化などの思い切った公約を打ち出している。
サンダース議員への警護要員の配置は、議員が今月1日、アイオワ州の党員集会でクリントン前国務長官に僅差(きんさ)で敗北した2日後に始まっていた。同議員の選挙集会での大規模な動員数を踏まえたものだった。
今年の大統領選でシークレットサービスの監視を受けているのは民主党候補ではサンダース氏とクリントン氏。共和党候補では昨年秋に要員派遣を要請したトランプ、カーソン両氏となっている。
CNNが昨年秋に主催した共和党候補の討論会で、トランプ、カーソン両氏は大統領警護隊の暗号名で好みの言葉を聞かれ、それぞれ「謙遜(けんそん)」と「ワン・ネーション」を選んでいた。