クルーズ氏はトランプ氏批判、ルビオ氏は移民系を強調 対話集会
クルーズ氏の前に登壇したルビオ氏は、キューバ系米国人としての生い立ちに触れ、少年時代には近所の子どもから「キューバに帰らないのか」と言われ不安な気持ちを抱いたと告白。自分たちが犠牲者だと感じるように育てられたことはないとしながらも、「だからといって、この国に異なった経験をした人たちがいることを否定するわけではないし、私たちはそのことを理解する必要がある」と述べた。
オバマ大統領の来月のキューバ訪問については、自分が大統領ならキューバが「自由な国」にならない限り訪問することはないと言明し、批判した。
現在のキューバ政策については、クルーズ氏も「米国を嫌悪する独裁者に数十億ドルを渡そうとしている」と述べ、両氏が現政権批判で足並みをそろえた。
ルビオ氏はまた、上院情報委員会での経験を強調し、国防や外交政策で自分に勝る候補者はいないと発言。軍関係者や退役軍人が多い同州の有権者にアピールした。