民主第3戦、ネバダ州はクリントン氏勝利 米大統領選
(CNN) 米大統領選の候補者指名争いは20日、民主党が西部ネバダ州で党員集会を開催し、ヒラリー・クリントン前国務長官が接戦を制し、バーニー・サンダース上院議員に勝利したことが確実となった。
開票率72%の時点でクリントン前国務長官が得票率52.2%と、サンダース上院議員の47.7%を上回り、CNNの予想で勝利が確実となった。
両氏は同州で激しい接戦を繰り広げていた。クリントン氏は中南米系住民に「信頼できる候補」としてのイメージを売り込む戦略が成功した。第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選ではサンダース氏に敗れたことから、連敗すれば大きな打撃を受けるとの懸念が指摘されていた。
サンダース氏は声明で、クリントン氏に祝いの電話をかけたと述べて敗北を認めた。一方で同州の選挙戦を振り返り、「5週間前には25ポイントも差をつけられていたが、大接戦に持ち込むことができた」と強調した。